学生養蜂サミット2022

審査結果

1位 明治大学政治経済学部 大森正之ゼミナール

講評:完成された内容で、世代間ネットワークや環境問題などあらゆる方面に焦点をあてて活動している点が評価されました。今後ともぜひがんばってください。

受賞コメント:今日の発表でもみなさんとても熱心に養蜂に取り組んでいて、ミツバチに愛を持っているなというのを一番に感じられて、それをみんなと共有できたのが今日一番良かったと思います。ありがとうございました。

2位 市立札幌大通高等学校 大通高校ミツバチプロジェクト

講評:美術や商業や工業の授業など学びと、養蜂をベースにした活動を結びつけて学校全体で取り組んでいる点が評価されました。越冬用の保温箱も北海道らしい問題点に対する良い開発だと思いました。

受賞コメント:部活やボランティアの中だけでなく、学校の授業の中でたくさん生徒たちがこの活動に関われていることが評価されたのがとても嬉しいです。ありがとうございました。

3位 聖学院中学校高等学校 聖学院ミツバチプロジェクト

講評:ジンジャエールの開発やタイとの交流など幅広い活動が評価されました。タイでの養蜂事情など調べるとさらに良くなると思います。いつか報告してもらえるのを楽しみにしています。

受賞コメント:コロナ禍の影響でタイに行けなかったのですが、今年12月にタイへ行く予定なので、もう少しアプローチできればと考えています。ありがとうございました。

全体講評:審査基準は、紹介動画の内容、Zoomでの発表や参加態度、動画が応募規定に準じているか、提出期限が守られたかなどで評価しました。静止画や動画、ドローンを使った映像、BGMなど非常に工夫されていて、楽しい発表でした。

審査員:藤瀬淳(相愛高等学校)、古本強(龍谷大学)、春日住夫(春日養蜂場)

  • 大森正之ゼミナール

    明治大学 政治経済学部
    since 2020
    ☆new!

    2022年 1位受賞!

    【明治大学 政治経済学部 大森正之ゼミナール】

    養蜂活動は環境経済学の研究室で行っています。東京の千代田区神田猿楽町旧校舎の体育館の屋上で活動しています。区の障害者福祉センター「えみふる」の職員や利用者の方々および猿楽町住民の皆さんと協力して内検や採蜜をしています。作業は若手養蜂家のコーチを受けながら行っています。採れた蜂蜜は大学および近隣のカフェなどで「明大エコハニー」として販売しています。蜂蜜を分析して近隣の蜜源植物の分布を調べています。

    【他校に質問】

    スムシ、スズメバチ、ダニ対策で、工夫していることは、どのような手法ですか?

  • 大通高校ミツバチプロジェクト

    札幌大通高等学校
    since 2012
    4回目

    2022年 2位受賞!

    【市立札幌大通高等学校 大通高校ミツバチプロジェクト】

    2012年4月から本校5階の4面がガラスで囲われた、生徒も教員もいつでもガラス越しにミツバチの観察が出来る中庭での養蜂活動が始まりました。ミツバチやその生産物のはちみつやミツロウなどを利用して授業、部活動、PTA、個人、更に地域住民などが柔軟に関われる多様性のある参画型学習として位置づけている活動です。

    【他校に質問】

    ・ミツバチの越冬のこと
    ・スズメバチ対策のこと
    ・生産物の活用方法

  • 聖学院ミツバチプロジェクト

    聖学院中学校高等学校
    since 2016
    2回目

    2022年 3位受賞!

    【聖学院中学校高等学校 聖学院ミツバチプロジェクト】

    北区にある聖学院高校にて、2016年始動した「 みつばちプロジェクト」は、「社会と関わる」をテーマに有志で活動をしています。学校の屋上で養蜂活動を行っていて、学校周辺には緑の多い公園(六義園・飛鳥山公園・旧古河庭園など)が点在しているので、様々な花から蜜を採取することができます。多い年には年間80kgの採蜜ができました。

    保健所からの営業許可も得て、採蜜はもちろん、無農薬や規格外の果物を使ったジャムなどの商品開発に取り組み、生産・加工・販売といった6次産業にもチャレンジしています。また仕入れや卸業務も始めていて、北区王子にある老舗パン屋明治堂などにCraft Honeyなどをおかせてもらっています。有楽町交通会館(マルシェ)などでも不定期に販売会なども行っています。

    【他校に質問】

    ・ミツバチの養蜂をするようになったきっかけはなんでしたか?
    ・養蜂をしてとれた蜂蜜などでお菓子や飲み物などの第二次商品などを作っていますか?

  • 多治見西ミツバチプロジェクト

    多治見西高等学校
    since 2016
    ☆new!

    【多治見西高等学校 多治見西ミツバチプロジェクト】

    気温が40℃を超える酷暑の多治見市でセイヨウミツバチを飼っています。高校生と付属中の生徒でゆるーく活動しています。本校の周囲にはミツバチの好きな草木がバランスよく自生しており、2群で150キロ程度の収穫があります。今年のアカシア蜜は過去最高の品質でした。収穫したハチミツは保護者に販売したり、ケーキ屋さんとのコラボ商品を販売したりしています。

    【他校に質問】

    分蜂ゼロが目標の一つにありますが、点検が甘いらしく毎年5回くらい分蜂されてしまいます。皆さんはどうですか?

  • 放課後みつばち倶楽部

    北九州市立大学
    since 2014
    3回目

    【北九州市立大学 放課後みつばち倶楽部】

    2012年5月12日より北九州市立大学の 北方キャンパスにてニホンミツバチの飼育をはじめました。そして2014年9月23日大学の屋上に飼育場を移動し「 放課後みつばち倶楽部」が正式に発足しました。さまざま巣箱を比較した飼育の研究や、九州山地での伝統養蜂の調査。地域の養蜂家との交流をおこなっています。大学でとれたニホンミツバチのハチミツも販売しています。

    【他校に質問】

    ・ミツバチの病気の流行はどうですか。
    ・北九州のニホンミツバチはアカリンダニがひどいです。

  • プロジェクトBee

    安城農林高等学校 /フラワーサイエンス科・森林環境科
    since 2017
    ☆new!

    【愛知県立安城農林高等学校 プロジェクトBee/フラワーサイエンス科・森林環境科】

    私たち「プロジェクトBee」班は在来種であるニホンミツバチを校内で生息させ、「日本デンマーク」と呼ばれる安城市からニホンミツバチの新たな魅力を発信させていきます。私たちの活動は学年や学科を越え、「産官学民」の連携を目指します。そして、SDGsの目標を掲げ、本校から地域の活性化に貢献していきます。

    【他校に質問】

    ・地域との連携を広めていきたいのですが、窓口はどこにしましたか。
    ・「産官学民」の連携を目指したいのですが、学校が主体だと難しいのでNPO団体など委託している学校がありましたら、教えてください。

  • 星槎みつばちの会

    星槎国際高等学校 八王子学習センター
    since 2020
    ☆new!

    【星槎国際高等学校八王子学習センター星槎みつばちの会】

    部活動では、重箱による日本みつばちの飼育、カエルやトカゲなどの生物、植物を育てています。部活を立ち上げてから3年間で、沢山の失敗を重ねて試行錯誤してきました。そんな部活動の紹介をします。ミツバチの魅力を学校の人たちに広めていきたいです。

    【他校に質問】

    ・部員勧誘の方法
    ・みつばちの魅力の伝え方

  • うらやすハニープロジェクト

    明海大学
    since 2022
    ☆new!

    【明海大学 うらやすハニープロジェクト】

    うらやすハニープロジェクトは、授業の一環で「浦安市には第一次産業がない」という話を耳にした学生が、浦安市で養蜂を第一次産業にしたい、学生の手で一から新しいものを作り上げたいという思いから発足されたプロジェクトです。このうらハニで採れるはちみつは、100%国産純粋はちみつであり、養蜂から採蜜、ビン詰め、販売までの流れを全て学生の手で行っています。

    【他校に質問】

    ・どうやって勧誘を行なっているのか
    ・分蜂などの万が一のときに駆けつける体制はどうしているのか

  • ユネスコクラブ

    愛知商業高等学校
    since 2011
    2回目

    【愛知県立愛知商業高等学校 ユネスコクラブ】

    私たちは、学校周辺に広がる名古屋近代化の歴史遺産が数多く残るエリア「文化のみち」の地域活性化を目標に、校舎の屋上で養蜂活動を行っています。採れたはちみつは日本庭園「徳川園」を主な蜜源としていることから「徳川はちみつ」という名前をつけ、商標登録をしています。この徳川はちみつを活用し、アイスやういろうなど、様々な商品の開発・販売を行っています。

    【他校に質問】

    ・季節によって、はちみつの色や味の違いはありますか。
    ・また、はちみつを使ってどのような商品開発を行ってきましたか。

  • 日駒園芸養蜂部

    日本工業大学駒場中学高等学校
    since 2010
    2回目

    【日本工業大学駒場中学高等学校 園芸養蜂部】

    本校は渋谷から2㎞圏内の都市部に位置しながらも緑地が点在する環境です。2010年から学校の屋上で飼育しているニホンミツバチを通じてその恵みを感じています。飼育は容易ではありませんが、その生態の面白さや可愛らしさに部員全員夢中です。

    また、循環型エコキャンパスの取組みとして、近隣のカフェでもらったコーヒー滓などを利用してミミズコンポストで堆肥をつくり、蜜源植物やホップのグリーンカーテンの栽培に活かしています。

    【他校に質問】

    ・蜂群をどのように確保していますか?
    ・分蜂群の確保などには成功していますか?
    ・これまで、新女王が交尾に成功して新群が成立した割合はどのくらいですか?
    ・学校内外に向けて、ミツバチ飼育について知ってもらい、興味を持ってもらうようなイベントやSNSなどに取り組んでいますか?
    ・取り組んでいるとしたらどのようなことをしていますか?

  • 新潟食料農業大学養蜂サークル

    新潟食料農業大学
    since 2022
    ☆new!

    【新潟食料農業大学 養蜂サークル】

    こんにちは!新潟食料農業大学 養蜂サークルです。
    私たちの最大の特徴は「学生主体」であることです。私たちは、養蜂道具の資金集めから日頃のミツバチのお世話、採蜜、瓶詰までを学生が主体となって計画・活動しています。今年は養蜂開始初年度でしたが、蜂蜜を採ることができました。9月現在、養蜂サークルでは蜂蜜を使ったお菓子を試作中で、試作が美味しければ、地域貢献の一環として地元のお菓子屋さん等で販売したいと考えております。よろしくお願いします!

    【他校に質問】

    ・ミツバチに刺されたことはありますか?
    ・刺されたことがある場合、どのくらいの頻度で刺されますか?
    ・刺されたことがない場合、どのような対策をしていますか?

  • 国府台bee garden by cuc

    千葉商科大学 cuc100•ワインプロジェクト
    since 2022
    ☆new!

    【千葉商科大学cuc100•ワインプロジェクト「国府台bee garden by cuc」】

    私たちワインプロジェクトでは、元々葡萄の栽培を通して「農業の未来やエネルギー資源について考えるきっかけ、地域の方々と交流する場創り」を目的として活動していました。今年の3月からは新たに養蜂、商品開発、イベント参加・企画にチャレンジし、「地域に頼られる大学」の形成を目指しています。

    【他校に質問】

    今年は慣れないこともあり、女王蜂が度々居なくなってしまうことがありました。みなさんが苦労したことをぜひ教えていただきたいです。

  • 名古屋学院大学みつばちプロジェクト

    名古屋学院大学
    since 2010
    4回目

    【名古屋学院大学 名古屋学院大学みつばちプロジェクト】

    名古屋学院大学みつばちプロジェクトは2010年5月に名古屋市熱田区にある名古屋キャンパスの屋上での養蜂を始めました。地域課題の解決や生態系を感じられるまちづくりの実現を目的としています。現在は、低い工賃に悩む障害者福祉団体への養蜂支援に力を入れています。

    【他校に質問】

    ミツバチに刺された場合、どのように処置していますか?

  • みつばち同好会 BoooN!!!

    京都産業大学
    since 2014
    4回目

    【京都産業大学 みつばち同好会 BoooN!!!】

    みつばち同好会BoooN!!!は、キャンパス内でセイヨウミツバチの養蜂を通じて生命科学の理解や社会・地域への貢献を目的として2014年に設立されました。コロナ禍で活動を休止していましたが、今年度から2箱のセイヨウミツバチの飼育を再開しました。収穫したはちみつから開発した商品を大学祭で提供したり、イベントでミツバチやはちみつに関するさまざまな企画を実施していく予定です。

    【他校に質問】

    ・大学が山にあるためオオスズメバチが多く、その対処法
    ・巣箱の内見時に心がけていること
    ・自身の養蜂場の、ここは他と違うと言える点

  • みつばちクラブ

    筑紫女学園大学 現代社会学部 上村ゼミ
    since 2017
    ☆new!

    【筑紫女学園大学現代社会学部上村ゼミ みつばちクラブ】

    福岡県太宰府市にある、筑紫女学園大学・現代社会学部みつばちクラブです。2017年3月からキャンパス内にある筑女の森でニホンミツバチの養蜂を始めました。里山の環境保全や普段あまり自然と触れ合わない学生たちに自然や生物の豊かさを知ってもらうための活動の一環として養蜂にも取り組んでいます。2022年から学内外のマルシェで蜂蜜を販売する事で、生物多様性の保全や里山を守るための啓発活動を行なっています。

    【他校に質問】

    スズメバチ対策を聞いてみたいです。

  • 厚木ミツバチ研究部

    東京農業大学
    since 2008
    ☆new!

    【東京農業大学 厚木ミツバチ研究部】

    こんにちは!
    私たち厚木ミツバチ研究部は、内検や採蜜などを中心に活動しています。さらに、部員たちの知識を深めるための勉強会も定期的に開催し、内検をより適切かつスムーズに行えるよう、日々学んでいます。そのほか、夏には養蜂家さんの元へ合宿に行ったり、様々なイベントで蜂蜜・蜜蝋を販売したりと、学内以外でも幅広く活動しています。
    紹介動画ではそんな私達の楽しい日々を紹介しています!ぜひご覧ください!

    【他校に質問】

    ハチミツやミツロウの活用方法に興味があります!一般的な利用法として、ハチミツは料理、ミツロウはキャンドルなどが挙げられますが、みなさんは何に活用していますか?

オーガナイザー

高橋 純一 Junichi Takahashi

京都産業大学

水野 晶夫 Akio Mizuno

名古屋学院大学

藤瀬 淳 Atsushi Fujise

相愛高等学校

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